代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第304話コロナ禍で、中小企業社長がしてはいけないこと

Fromノグチ 2週間ほど前、知り合いの社長さんが訪ねて来ました。彼の最初の言葉は、「これからどんな人と仕事していけば、安全でしょうか。」

 

今期の予算案を話しましょうと、弊社においでいただいた社長さん。

今年いっぱい順調な売上が見こせる予定が立った、なのになぜか不安顔。

理由は、取引先が増えないから、どうすればいいのか、心配だという。

弱みばかりを見ていないか

「今 取引先の会社は、人を増やしているんですよ。自分が担当している分野はまだまだ続くと思うんですが、社員を増やしているから、入った社員に仕事奪われるかも。。。それにしても若い人を入れなきゃ今後はないかもしれない。どんな人と仕事をしていけば、安全でしょうか。」

 

(因みに、今社長がやろうとしている分野について、どんな将来像を画いてますか?)

 

「この仕事は、確かに今自分には合っていてるし、相手からの評価もあっていいんだけれど、でもチョット知識がある人がやれば、でもできるような仕事だから、、、」

 

上手くいかないを嗅ぎ分ける。

IT関連企業。

一口にITと言っても、その分野は果てしなく広い。

コロナ禍では、デジタルがリアルを飲み込むながら社会が進んでいくと実感します。

 

社長がIT事業にかかわりだした頃は、ホームページを作れば、「物が売れる」時代。

巷でIT企業といえば、HPで会社や商品の宣伝ページを作っている会社の事だったのが、

いまや、人の生活全体が、IotAIDXITに飲み込まれているようだ。

 

「自分の得意分野は、パソコンなんですよ。

でも今、主戦場は、スマホじゃないですか。

これを20代の若者のように、自由に操ることは、なかなかできないんです。」

 

と、手にしたiPhoneを振ってみせた…。

顧客と一緒に”良くなる”

ANAは、コロナ禍で経営が悪化する中、新規事業を立ち上げると発表した。

ANAの利益はマイナス5000億、どん底だ。

需要の早期回復や市場拡大の見通しは立たない。

 

でも、将来の良くなる予測と目標は見失わない。

経営ビジョンは、「安心と信頼」「強く生まれ変わる」「お客様に寄り添う」気持ち…

顧客と一緒に必ず「良くなっていく」長期視点をもっているから、しぶとく生き延びる会社になる。

 

目の前の売上が下がったという状況だけしか見えなければ、それは心が折れます。

目の前の売上が一年間確保できた、けれどその後は確約ないと不安になれば、心沈みます。

不安が、パニックを引き起こしてしまうのです。

 

自分の目に、従業員の目に、顧客と共に将来の良くなる予測と目標を見せると、

「危機は、今に始まったわけではない。人生の紆余曲折の一つ」と考えることができます。

今まで通りではない、プランBの始まりです。

 

 

―ノグチ

 

 

P.S.

お客様は、気づいています。あなたと最高の仕事をしている顧客がいることを。

だから、本当は自分もあなたと一緒に最高の仕事をしたい、ワクワクしてみたいって。

お客様を再び燃え上がらせるポイントをみつめましょう。

 

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