代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第102話なぜ、一番づくりで、手元資金が増えるのか?

2月1日

「それぞれの得意分野で売上を上げているんです。ええ、顧客はそれぞれが、、、、

部門ごとに商品単価が違うから、超得意客の基準と言われても、全社の基準は出来ないと思います。」

 

「利益が一番出ている商品はどれでしょうか?」と、ご相談者に尋ねました。

すると、社長さんは、「一番利益が出ているって、売上はわかるんですけど、それ以外の数字はちょっと…」と話し始めました。

 

意気のあった者同志で、事業を興して商売をはじめた。

それぞれの得意分野で売上をあげればいいや。

しかし、なかなか現金が増えていかない、当然手取りも少ない。

 

前向きで熱心、次から次と課題が降りかかってきても熱意で対処してきた。

それぞれの分野で売上を上げようと、積極的に活動しています。

「それぞれ出来る役割を生かしているんです。」

 

「役割とおっしゃいましたが、それぞれの役割ってどういう事ですか?」

「得意な分野っていうことです。売上の商品って言うことですね。」

 

人よりうまくできることを自分の商売にする。

普通よりも高級でいい商品を投入すれば、市場を席巻できる。

新たなデザインや意匠をこらした製品を作り出せば、受け入れられる。

 

新たに起業する方がおかしやすい過ちのひとつは、始めの一歩から、市場にない新しい、独自のモノをつくりだそうとしてしまう事です。

新しい斬新な商品で、ヒットを狙う、それが「オレの思い込み一番商品」に

 

社長さんの「オレの思い込み一番商品」は、市場にはありません。

今 市場にないモノは、絶対必要不可欠なモノではありません。

必要ないから、存在しないのです。

 

ご相談の会社では、それぞれが自分の得意分野で商品を造っています。

市場に出るには、時間がかかります。

さらに、市場で認知されて売上になるには、もっと時間が必要です。

 

陥りやすい過ちは、ココです。

商売は、「売る」事が目的なのに、売ることより「造り出す」事に力が注がれています。

「造り出す」事に力を注ぐ間、市場の声は耳に届きません。

 

なぜ、営業が得意な社長さんの会社が、多く生き残っているか?

「売る」=「市場がほしがっているモノを供給する」事に社長の目が届くから。

「売る」を中心に据えると、市場に耳を傾けます。

 

「社長さん、今一番利益を出している商品が、御社の一番商品ですよ。

買って下さった、それはお客様の声、市場はそういっています。」

「う~ん、確かにそうですけれど、ボクの売りたい商品ではないんです。」

 

「社長さんの売りたい商品は、悪い商品ではありませんよね。悪い商品というのは、お客様から苦情があって、返品されてくる商品ですから。」

 

「ええ、返品ではなく売れてない、世に知られていないということかな。だから宣伝すればいけると思うんです。」

 

「なるほど、では、宣伝に一番必要なのは?」

「この商品の良さを宣伝するコピー、販促ですかね。」

 

「では、販促を実行するに、社長さんはなにがほしいですか?」

「えっ、それは…お金ですね。」

 

商売の初めの一歩は、とにかく「お金」を稼ぐ事です。

まず、売れるもので、資金を回収していく仕組みを作る事です。

稼ぎながら、次に売れるものを作り続ける、探し続けるのです。

 

売れるものを作り続ける、探し続ける、それはどうやって?

それが、【ノグチ流一番づくり】です。

具体的な方法をお伝えします。

 

一番づくりの第一ステップは、自社の中で、商品の提供・資金の回収・利益の確定がスムーズに進んでいる商品を見極める事から始めます。

見極めるとは、客数・客単価・利益率を数字で明確に掴む仕組みを持つ事です。

 

数字で掴むと、自社の今の一番利益が出ている商品がハッキリします。

この商品に自分の会社の力、人材も資金も情報も80%つぎ込んで成功させる。

成功する経営者ならこのステップで80%をつぎ込む意味を理解するでしょう。

 

始まったばかりの事業では、あれもこれも手が出せるほど、人もお金もありません。

 

まず、今の一番商品を決める

たくさん販売する戦略を決めて、実行する。

資金が回収出来たら、またたくさん売る戦術を繰り返す

 

販売の仕組みが一つできあがると、お客様の声、市場の声を聞き取る仕組みが出来てきます。

 

一番づくりとは、新たな商品を「創造」することではありません。

一番づくりは、自社の粗利益を拡大するために、主力商品を決める事です。

一番づくりは、自社の最高益を10倍にするために、全社員で販売する戦略を持つ事です。

 

一番づくりで手元資金が増えていくのは、理由があります。

 

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