代表野口_黒バック 「今週の一言(いちげん)」第245話宣伝広告費の常識・非常識

Fromノグチ

 

昨日、品川ですごいセミナーに参加しました。

その内容はお話できませんが、さすがの講師・質問者をシェアします。

御社が、儲けたい、効果的に宣伝したいなら、ぜひお読みください。

 

会場に集まったある経営者から、「質問」と手が上がりました。

「常識を疑ってみる。」というテーマに差し掛かったところです。

 

「この会場に来る途中で、電柱にかかっている広告看板見たのです。

宣伝している人は、歯科医師さんなのですけど、住所がね、遠いんです。

電柱広告って、常識的には近隣ですよね?」

 

どうやら、以前から“なんでだろう“と思っていた質問を

わざわざ、この会場で提供してくれたようです。

 

非常識な広告

なぜなら、質問者は、こう続けたからです。

「ふしぎでね、その歯医者さんのある所へ行ってみたんですよ。

確かに繁華街にはあるけれど、小さい、数名の患者しか診られない規模でした。」

 

「ところが、かなり離れた地域に行ってもその看板があるんですよ。」

「専門分野の診療だから、こんなに離れたところでも宣伝するのか、これが非常識な戦術なんでしょうか?先生に聞いてみたかったんです。」

 

 

たくさんの電柱に広告看板がかかっていた時代がありました。

病院や歯科医院、美容室などのお店の宣伝に

電柱にかけられた、宣伝看板が効果的だと活用されていた時代がありました。

 

駆け出しの頃、紹介を受けた病院へ、訪問の予定を取ろうと電話を掛けた時

「ええ、〇〇先生のご紹介してくださったノグチ先生ですね、駅をでたら、すぐにわかりますよ。(電柱の)かけ看板で、皆さん、迷うことはないですよ。」

 

確かに!

私鉄の駅の改札を出ると、目の前の四つ角には電柱、電柱広告が目に入ります。

白地に赤い方向→(矢印)と病院のお名前

きっかり、8つ目の看板で、病院に到着した記憶がよみがえりました。

 

いつのころからか、

病院であれ、お店であれ、場所を探す手段は、スマホに代わりました。

道行く人は手にもったスマホは見ているけれども、

電柱の広告看板に目をとめて、(へ~、ここ行ってみよう)と思うかしら

 

「廃れたメディア」の活用

講師の先生は、こう教えてくれました。

「例えば、60代の方々が、若いときに見ていた時代のアイドル、今4大メディアには出てない人。廃れているかもしれないが、効果があるメディアです。」

 

お客様は、何を信用するか?です。

高年齢層は、新聞の広告、記事、そして慣れた電柱広告も、信用します。

ず~と変わらずある。が、信用の証。

 

広告費は、目指している効果とかかった費用の対比です。

まして、「廃れたメディア」なら、価格は?

 

「これまで頑張ってきたから」とインプラントを入れた85歳を知っています。

インプラントの代金、全600万円。

たった一人の患者さんで、年間広告費でてくる計算です。

 

―ノグチ

 

P.S.

そういえば、思い出しました。インプラント600万円の女性の娘さん

「600万円よ!自分で見つけてきて、契約してきたっていうのよ。

本当に信用できるの?って言ったら、もともと悪いものを治すんだよ。死ぬまでず~っと面倒見てもらうんだから安いもんだ!っていうのよ。ホントに~」費用対効果の計算がすごい!